2016年 02月 17日
Die Lorelei |
2016年2月17日(水)
Die Lorelei
Friedrich Silcher
Heinrich Heine
なじかは知らねど心わびて
昔のつたえはそぞろ身にしむ
さびしく暮れゆくラインのながれ
いりひに山々あかくはゆる
うるわしおとめのいわおに立ちて
こがねの櫛とり髪のみだれを
梳きつつくちずさぶ歌の声の
くすしき魔力に魂もまよう
こぎゆく舟びと歌に憧れ
岩根もみやらず仰げばやがて
浪間に沈むるひとも舟も
くすしき魔歌うたうローレライ
訳詩:近藤朔風
ハインリヒ・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine, 1797年~1856年2月17日)没160年。
「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまう」という伝説に転じ、ローレライ伝説が生まれた。『歌の本』の2番目の詩がこのローレライにまつわる詩である。この詩にフリードリヒ・ジルヒャーが曲を書いた。明治42年、近藤朔風の訳詞により今日まで歌い継がれている。
リスト、シューマンなどハイネの詩から曲を作った作曲家は多い、メンデルスゾーンの好きな歌曲「 歌の翼に」もハイネの詩による。
上の写真を左クリック!
Die Lorelei
Friedrich Silcher
Heinrich Heine
なじかは知らねど心わびて
昔のつたえはそぞろ身にしむ
さびしく暮れゆくラインのながれ
いりひに山々あかくはゆる
うるわしおとめのいわおに立ちて
こがねの櫛とり髪のみだれを
梳きつつくちずさぶ歌の声の
くすしき魔力に魂もまよう
こぎゆく舟びと歌に憧れ
岩根もみやらず仰げばやがて
浪間に沈むるひとも舟も
くすしき魔歌うたうローレライ
訳詩:近藤朔風
ハインリヒ・ハイネ(Christian Johann Heinrich Heine, 1797年~1856年2月17日)没160年。
「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまう」という伝説に転じ、ローレライ伝説が生まれた。『歌の本』の2番目の詩がこのローレライにまつわる詩である。この詩にフリードリヒ・ジルヒャーが曲を書いた。明治42年、近藤朔風の訳詞により今日まで歌い継がれている。
リスト、シューマンなどハイネの詩から曲を作った作曲家は多い、メンデルスゾーンの好きな歌曲「 歌の翼に」もハイネの詩による。
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by kirakuossan
| 2016-02-17 08:27
| クラシック
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