2016年 02月 15日
今度はカルロス・クライバーの「田園」 |
2016年2月15日(月)
NML に新たにOrfeoのカルロス・クライバーの「田園」が加わった。録音嫌いだったクライバーの唯一の「田園」、これで第4番、第5番、と出揃い、あとは第7番を残すだけになった。ただこれはオーケストラに保管されていたオリジナルのマスター・テープをディスク化したもので、録音テープの劣化により音質は冴えない。音質的には、先に出た1982年5月3日ミュンヘン、国立劇場でのライヴ録音の第4番の方が断然良い。これはクライバーの死の直前に、唐突に発売されたもので、最後の拍手音が聴衆の感動をよく表現しているが、余りにも収録が長すぎる。演奏の方は、4番ほどの感動はない。
これでベートーヴェン以外では、遡るが、1978年のウィーン・フィルとのシューベルト第8番と第3番、そして同じく1980年のブラームス第4番があるが、これらもDGからでるのは時間の問題だろう。
ベートーヴェン:
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
バイエルン国立管弦楽団
カルロス・クライバー(指揮)
1983年11月7日、バイエルン国立歌劇場アカデミー・コンサート(ライヴ)
NML に新たにOrfeoのカルロス・クライバーの「田園」が加わった。録音嫌いだったクライバーの唯一の「田園」、これで第4番、第5番、と出揃い、あとは第7番を残すだけになった。ただこれはオーケストラに保管されていたオリジナルのマスター・テープをディスク化したもので、録音テープの劣化により音質は冴えない。音質的には、先に出た1982年5月3日ミュンヘン、国立劇場でのライヴ録音の第4番の方が断然良い。これはクライバーの死の直前に、唐突に発売されたもので、最後の拍手音が聴衆の感動をよく表現しているが、余りにも収録が長すぎる。演奏の方は、4番ほどの感動はない。
これでベートーヴェン以外では、遡るが、1978年のウィーン・フィルとのシューベルト第8番と第3番、そして同じく1980年のブラームス第4番があるが、これらもDGからでるのは時間の問題だろう。
ベートーヴェン:
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
バイエルン国立管弦楽団
カルロス・クライバー(指揮)
1983年11月7日、バイエルン国立歌劇場アカデミー・コンサート(ライヴ)
by kirakuossan
| 2016-02-15 09:21
| クラシック
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