2015年 12月 18日
”音楽心”が少し足りなかったのではないか。 |
2015年12月18日(金)
京都市立芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科第150回定期演奏会
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調op.125「合唱付き」
S/菅英三子A/福原寿美枝T/清水徹太郎Bs/黒田 博
指揮/尾高忠明
京都市立芸術大の「第九」。大いに楽しみにして聴きに行ったが感動は中ぐらい。無難にはやったが単調に走り”音楽心”が少し足りなかったのではないか。そのあたりは指揮者との相性があるかもしれない。結論から言ってちょうど1年前に聴いた「幻想交響曲」の方が出来は良かった。相変わらず弦は力強いが、今日は管が今一歩安定感に欠いた。チャイコフスキーやベルリオーズと違い、強奏するだけではベートーヴェンはだめで、全体のバランスが大切になってくる。そう考えてみるとやはりベートーヴェンを演奏するのは難しいということだろう。次回に期待したい。ソリスト陣はさておき、合唱団の実力は昨年のモーツァルトの「戴冠ミサ」で実証済みだが、さすが音大、層の厚いところを今年も見せてくれた。
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調op.125「合唱付き」
S/菅英三子A/福原寿美枝T/清水徹太郎Bs/黒田 博
指揮/尾高忠明
京都市立芸術大の「第九」。大いに楽しみにして聴きに行ったが感動は中ぐらい。無難にはやったが単調に走り”音楽心”が少し足りなかったのではないか。そのあたりは指揮者との相性があるかもしれない。結論から言ってちょうど1年前に聴いた「幻想交響曲」の方が出来は良かった。相変わらず弦は力強いが、今日は管が今一歩安定感に欠いた。チャイコフスキーやベルリオーズと違い、強奏するだけではベートーヴェンはだめで、全体のバランスが大切になってくる。そう考えてみるとやはりベートーヴェンを演奏するのは難しいということだろう。次回に期待したい。ソリスト陣はさておき、合唱団の実力は昨年のモーツァルトの「戴冠ミサ」で実証済みだが、さすが音大、層の厚いところを今年も見せてくれた。
by kirakuossan
| 2015-12-18 22:42
| クラシック
|
Trackback