2015年 05月 03日
小津の散歩道。 |
2015年5月3日(日)
小津の散歩道。
映画監督小津安二郎と脚本家野田高梧の二人は蓼科生活の一番の楽しみとして、日に何度なく蓼科の疎林を散歩した。中でも一本桜へは仕事が行き詰まった時や東京から客人を迎えた時など足繁く通った。今、一本桜は当時に比べてかなり大木になったが往時のたたずまいと変わらぬ姿でひっそりと立っている。
散歩道はゆっくりと歩いて2時間を要する。嶮しい道もあったが標高1450m付近が頂上になっていて、たしかに大きな一本桜があった。ここでも例年より早く花が咲き、満開はピークを済んでいた。遠くに蓼科山を望み、周囲は比較的広くなだらかな丘である。一本桜のうち、真ん中の一本が折れ、裏側にも最近切り倒した株が残っていた。
(左写真:昭和29年8月27日)
映画監督小津安二郎と脚本家野田高梧の二人は蓼科生活の一番の楽しみとして、日に何度なく蓼科の疎林を散歩した。中でも一本桜へは仕事が行き詰まった時や東京から客人を迎えた時など足繁く通った。今、一本桜は当時に比べてかなり大木になったが往時のたたずまいと変わらぬ姿でひっそりと立っている。
散歩道はゆっくりと歩いて2時間を要する。嶮しい道もあったが標高1450m付近が頂上になっていて、たしかに大きな一本桜があった。ここでも例年より早く花が咲き、満開はピークを済んでいた。遠くに蓼科山を望み、周囲は比較的広くなだらかな丘である。一本桜のうち、真ん中の一本が折れ、裏側にも最近切り倒した株が残っていた。
by kirakuossan
| 2015-05-03 18:25
| 蓼科の風景
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