2015年 03月 16日
多様式の音楽 .......知られざる作曲家76 アホ |
2015年3月16日(月)
僕の生誕日の3日あとに高橋真梨子が生まれた、そしてそのまた3日あとに現代フィンランドを代表する作曲家が生まれた、その人の名はカレヴィ・アホ。 Kalevi Aho
僕が20歳のとき、1か月にわたり青森まで単独徒歩旅行に出かけたが、アホはそのときちょうど交響曲第1番を書き上げていた。それ以来今までに15曲のシンフォニーを作曲した。アホの交響曲の特徴として独奏楽器をもつ作品が多い、いうなれば協奏曲と言えないこともない。第1番・第3番・・・ヴァイオリン、第8番・・・オルガン、第9番・・・トロンボーン、第11番・・・パーカッション。
第1番はフィンランドの奥深い森の中にたたずむような曲想であるが、在学中に書いたこの作品が大変な評価をえて、アホの作曲家としての人生が始まった。ショスタコーヴィチの影響を受け、新古典主義的作風から出発したとされるが、40年にわたり様々に多様化して行った。アホは他に、ピアノ作品「19の前奏曲」、コントラバスやオーボエ、クラリネットの協奏曲、さらには歌劇「虫の一生」や「中国の歌」といった歌曲なども書いている。そしてアホはただいま進行形である。
ここにアホのピアノ作品を集めたアルバムがある。どれも親しみやすい曲で、旋律が美しいアホらしい小品だ。
アホ:ピアノ作品集
ソニヤ・フラキ(ピアノ)
19の前奏曲 (1965-68)
3つの小さなピアノ曲 (1971)
子供のための2つの優しいピアノ曲 (1983)
ソナチネ (1993)
ソロII (1985)
ピアノ・ソナタ (1980)
(アホ、アホって10回書いた)
僕の生誕日の3日あとに高橋真梨子が生まれた、そしてそのまた3日あとに現代フィンランドを代表する作曲家が生まれた、その人の名はカレヴィ・アホ。 Kalevi Aho
僕が20歳のとき、1か月にわたり青森まで単独徒歩旅行に出かけたが、アホはそのときちょうど交響曲第1番を書き上げていた。それ以来今までに15曲のシンフォニーを作曲した。アホの交響曲の特徴として独奏楽器をもつ作品が多い、いうなれば協奏曲と言えないこともない。第1番・第3番・・・ヴァイオリン、第8番・・・オルガン、第9番・・・トロンボーン、第11番・・・パーカッション。
第1番はフィンランドの奥深い森の中にたたずむような曲想であるが、在学中に書いたこの作品が大変な評価をえて、アホの作曲家としての人生が始まった。ショスタコーヴィチの影響を受け、新古典主義的作風から出発したとされるが、40年にわたり様々に多様化して行った。アホは他に、ピアノ作品「19の前奏曲」、コントラバスやオーボエ、クラリネットの協奏曲、さらには歌劇「虫の一生」や「中国の歌」といった歌曲なども書いている。そしてアホはただいま進行形である。
ここにアホのピアノ作品を集めたアルバムがある。どれも親しみやすい曲で、旋律が美しいアホらしい小品だ。
アホ:ピアノ作品集
ソニヤ・フラキ(ピアノ)
19の前奏曲 (1965-68)
3つの小さなピアノ曲 (1971)
子供のための2つの優しいピアノ曲 (1983)
ソナチネ (1993)
ソロII (1985)
ピアノ・ソナタ (1980)
(アホ、アホって10回書いた)
by kirakuossan
| 2015-03-16 07:32
| 知られざる作曲家
|
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