2014年 12月 18日
成分の強い硬水 |
2014年12月18日(木)
小諸からの帰り道、東御にある布引観音温泉に立ち寄る。2回目の訪問だが、お湯のことはすっかり忘れていた。浴槽に入ってすぐに気がついたのは湯の花の多さだ。茶色、緑色、黒色、大小さまざまなのが多量にプカプカ浮いている。しかもタイルは底も側面もヌルヌルとしているのには閉口した。正直ちょっと気色が悪いぐらいだ。あとで入口の帳場にいた兄さんに聞いたが、湯の花ではないという。源泉の成分が熱せられると凝縮して茶色になり、やがて真っ黒になるという。それだけ成分が強いということだろう。次から次へと常連客が入ってくる。地元の人に人気ある温泉だ。
泉質:ナトリウム塩化物泉、泉温:47℃。
昔、信仰心のない老婆が布を干していると、牛が角にひっかけて走りだした。あとを負うと善光寺まで辿りつき、そこで如来が現れ、老婆に仏道を説いたとされる。その布が伝説の 「布岩」になっととされ、「布岩」の元より、47度の天然温泉が湧き出たとされる。
温泉風呂の横に水風呂がある。鉄分を含む井戸水で、水温22℃。温泉と水風呂と交互に入ると新陳代謝が増し、健康増進につながるという。22℃といってもかなり冷たく感じたが、思い切って入り、また温泉風呂に浸かって帰って来た。道中、ほんとに身体がポカポカしていかにも効果がありそうであった。
ところで最近毎冬になると指先がプッチと裂けて痛い。今日の温泉でさらに指や顔の皮膚がカサカサになり、指先の傷口も痛む。よほどその温泉の成分が強かったのだろう。その裏返しは効能があるとも言えるわけだ。
帰り、望月のスーパーツルヤで塗り薬を買いに行くと、薬局のおばちゃんが言っていた。蓼科は水道水が硬水のため、成分が強くそうして皮膚が裂けることもある、という。普通の水道水は川から取るため軟水が多いが、ここでは湧水から取っているため硬水だと云う。いわゆる温泉水に近い成分なのだ。だから tutti の風呂が何処となく温泉のような感じがするのは、あながち間違ってはいなかったのだ。
小諸からの帰り道、東御にある布引観音温泉に立ち寄る。2回目の訪問だが、お湯のことはすっかり忘れていた。浴槽に入ってすぐに気がついたのは湯の花の多さだ。茶色、緑色、黒色、大小さまざまなのが多量にプカプカ浮いている。しかもタイルは底も側面もヌルヌルとしているのには閉口した。正直ちょっと気色が悪いぐらいだ。あとで入口の帳場にいた兄さんに聞いたが、湯の花ではないという。源泉の成分が熱せられると凝縮して茶色になり、やがて真っ黒になるという。それだけ成分が強いということだろう。次から次へと常連客が入ってくる。地元の人に人気ある温泉だ。
泉質:ナトリウム塩化物泉、泉温:47℃。
昔、信仰心のない老婆が布を干していると、牛が角にひっかけて走りだした。あとを負うと善光寺まで辿りつき、そこで如来が現れ、老婆に仏道を説いたとされる。その布が伝説の 「布岩」になっととされ、「布岩」の元より、47度の天然温泉が湧き出たとされる。
温泉風呂の横に水風呂がある。鉄分を含む井戸水で、水温22℃。温泉と水風呂と交互に入ると新陳代謝が増し、健康増進につながるという。22℃といってもかなり冷たく感じたが、思い切って入り、また温泉風呂に浸かって帰って来た。道中、ほんとに身体がポカポカしていかにも効果がありそうであった。
ところで最近毎冬になると指先がプッチと裂けて痛い。今日の温泉でさらに指や顔の皮膚がカサカサになり、指先の傷口も痛む。よほどその温泉の成分が強かったのだろう。その裏返しは効能があるとも言えるわけだ。
帰り、望月のスーパーツルヤで塗り薬を買いに行くと、薬局のおばちゃんが言っていた。蓼科は水道水が硬水のため、成分が強くそうして皮膚が裂けることもある、という。普通の水道水は川から取るため軟水が多いが、ここでは湧水から取っているため硬水だと云う。いわゆる温泉水に近い成分なのだ。だから tutti の風呂が何処となく温泉のような感じがするのは、あながち間違ってはいなかったのだ。
by kirakuossan
| 2014-12-18 20:24
| 温泉♨
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