2014年 09月 05日
パガニーニの第4番 |
2014年9月5日(金)
人気ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットが演じる映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」が話題を呼んでいる。
パガニーニのヴァイオリン協奏曲は第2番が最も人気があって、第三楽章のラ・カンパネッラがあまりにも有名だが、実は全部で6曲作曲している。第1番も聴く機会が多いが、次いで知られるのは第4番だ。この映画にも第二楽章が出てくるが、これも愉しめるコンチェルトで、親しみやすいメロディーの第一楽章、第三楽章などは愉しげな舞曲風である。突如鳴りだすトランペットが奇異に感じられ、やがて祝宴の終りを告げるようである。
このニ短調協奏曲、1831年ころ(推定)に初演されたが、パガニーニの死後、楽譜は息子アキリーノのもとに保管され、やがて処分され行方が分らなくなるも、のちにイタリアの蒐集家によって発見されるが、そんな諸事情で演奏される機会はなかった。それが1954年、そのイタリアの蒐集家の息子フランコ・ガルリーニの指揮によって演奏され蘇ることとなる。このときのヴァイオリニストはアルテュール・グリュミオーである。
パガニーニ:
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 MS 60
アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン)
コンセール・ラムルー管弦楽団
フランコ・ガルリーニ(指揮)
録音: November 1954, Salle Pleyel, Paris, France
こうしたクラシック音楽の映画は往々にして超有名曲が流れるだけで、ドラマ性に欠け、内容の乏しい退屈なものが多いが、先日BS 放送で観た『不滅の恋 ベートーヴェン』は感動した。このパガニーニの映画、監督・脚本・撮影が、あの『不滅の恋 ベートーヴェン』のバーナード・ローズというからこれまた注目である。そして主役そのものがバリバリの現役ヴァイオリニストとくれば、観に行かないわけにはいかないだろう。
人気ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットが演じる映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」が話題を呼んでいる。
パガニーニのヴァイオリン協奏曲は第2番が最も人気があって、第三楽章のラ・カンパネッラがあまりにも有名だが、実は全部で6曲作曲している。第1番も聴く機会が多いが、次いで知られるのは第4番だ。この映画にも第二楽章が出てくるが、これも愉しめるコンチェルトで、親しみやすいメロディーの第一楽章、第三楽章などは愉しげな舞曲風である。突如鳴りだすトランペットが奇異に感じられ、やがて祝宴の終りを告げるようである。
このニ短調協奏曲、1831年ころ(推定)に初演されたが、パガニーニの死後、楽譜は息子アキリーノのもとに保管され、やがて処分され行方が分らなくなるも、のちにイタリアの蒐集家によって発見されるが、そんな諸事情で演奏される機会はなかった。それが1954年、そのイタリアの蒐集家の息子フランコ・ガルリーニの指揮によって演奏され蘇ることとなる。このときのヴァイオリニストはアルテュール・グリュミオーである。
パガニーニ:
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 MS 60
アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン)
コンセール・ラムルー管弦楽団
フランコ・ガルリーニ(指揮)
録音: November 1954, Salle Pleyel, Paris, France
こうしたクラシック音楽の映画は往々にして超有名曲が流れるだけで、ドラマ性に欠け、内容の乏しい退屈なものが多いが、先日BS 放送で観た『不滅の恋 ベートーヴェン』は感動した。このパガニーニの映画、監督・脚本・撮影が、あの『不滅の恋 ベートーヴェン』のバーナード・ローズというからこれまた注目である。そして主役そのものがバリバリの現役ヴァイオリニストとくれば、観に行かないわけにはいかないだろう。
by kirakuossan
| 2014-09-05 08:02
| いい曲、なんの曲
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