2014年 09月 02日
「霧と影」を追い求めて その4 憤慨編 |
2014年9月2日(火)
それは山を切り開いて突如として姿を現す。まるで地球を滅ぼす悪玉の秘密基地のような、不気味であり、威圧的であり、そして悲しい気持がよぎり、すぐさま無性に腹が立ってきた。
このような景勝地を打ち砕き、こんな化物みたいのを作る必要と権利がどこにあるのか。これは放射能汚染以前に、大変な自然破壊そのものである。蜘蛛の巣がまとわりついた少年が手をかざして海を眺めている・・・よけいに空しい思いがつのった。
若狭湾は日本海側では珍しい大規模なリアス式海岸である。砂浜を目にすることは少ない。原発を目にして憤慨し、砂浜でしばらく気を静め、そして帰ることにした。
(2014年9月1日)
このような景勝地を打ち砕き、こんな化物みたいのを作る必要と権利がどこにあるのか。これは放射能汚染以前に、大変な自然破壊そのものである。蜘蛛の巣がまとわりついた少年が手をかざして海を眺めている・・・よけいに空しい思いがつのった。
(2014年9月1日)
by kirakuossan
| 2014-09-02 11:56
| 新日本紀行
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