2014年 05月 12日
耕庵 Ⅱ |
夏
奥嵯峨の西瓜をにほひ香魚の郷
夏の初め、京の北西・嵯峨野の奥深くであゆ料理を食す。新鮮なあゆが刺身として膳に出る。身がしまりコリコリしている。かすかに西瓜によく似た甘い匂いを醸し出す。塩焼きとはまた違った美味さがある。
(2011年7月14日)
山風に黄金色燃ゆランタンの
陽が沈んできて、気温も下がり、山風に触れると夏でも”肌寒さ”さえ覚える。ランタンの光は一層、黄金色に映えてくる。
(2011年7月18日)
のんべーの喉もと沁みる大暑かな
兎も片耳垂るる大暑かな 龍之介
(2012年7月23日)
ミィーンとは蝉の声無く耳鳴りか
中学校校庭横の木々では、ちょうど一か月前には耳をつんざくほどの蝉の鳴き声がしていたものだ。今朝通ると、蝉一匹いなくて静まりかえっている。(すこし自分の耳鳴りが気になるほどの静かさ)
(2012年8月29日)
奥嵯峨の西瓜をにほひ香魚の郷
夏の初め、京の北西・嵯峨野の奥深くであゆ料理を食す。新鮮なあゆが刺身として膳に出る。身がしまりコリコリしている。かすかに西瓜によく似た甘い匂いを醸し出す。塩焼きとはまた違った美味さがある。
(2011年7月14日)
山風に黄金色燃ゆランタンの
陽が沈んできて、気温も下がり、山風に触れると夏でも”肌寒さ”さえ覚える。ランタンの光は一層、黄金色に映えてくる。
(2011年7月18日)
のんべーの喉もと沁みる大暑かな
兎も片耳垂るる大暑かな 龍之介
(2012年7月23日)
ミィーンとは蝉の声無く耳鳴りか
中学校校庭横の木々では、ちょうど一か月前には耳をつんざくほどの蝉の鳴き声がしていたものだ。今朝通ると、蝉一匹いなくて静まりかえっている。(すこし自分の耳鳴りが気になるほどの静かさ)
(2012年8月29日)
by kirakuossan
| 2014-05-12 06:38
| 偶感
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