2014年 03月 02日
歌麿の”幻の肉筆画”見つかる。 |
2014年3月2日(日)
(岡田美術館所蔵)
歌麿傑作の肉筆「深川の雪」、66年ぶり公開へ
江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(?~1806年)の最晩年の傑作で長らく行方不明だった肉筆画「深川の雪」が発見され、66年ぶりに公開される。専門家は「浮世絵史において、この発見の意義は大きい」としている。
「深川の雪」は縦1メートル99、横3メートル41で、浮世絵としては最大級の掛け軸。東京・深川の料亭を舞台に火鉢を囲んだり、遊んだりする遊女ら27人の姿が念入りな筆遣いで生き生きと描かれている。「品川の月」(米・フリーア美術館蔵)、「吉原の花」(米・ワズワース・アセーニアム美術館蔵)とともに、歌麿の「雪月花」3部作として知られている。
1948年に東京での展覧会で公開されたのを最後に行方が分からなくなっていたが、2年前に東京の美術商によって発見され、岡田美術館(神奈川県箱根町)が購入した。
(2014年3月2日22時08分 読売新聞)
岡田美術館は昨年10月に箱根・小涌谷にオープンしたばかり。美術館のオーナーは岡田和生氏で、パチンコ・スロット機器製造を手がけるユニバーサルエンターテインメント(旧アルゼ)の会長。岡田氏は13年前から美術品を収集、円山応挙や、横山大観、菱田春草、上村松園といった錚々たる芸術家の作品がずらりと並んでいるという。規模としては日本最大級で、同じ箱根にある「ポーラ美術館」(仙石原)を遥かに上回る規模。
ちょうど4月、大磯へ行く日に、宮の下の富士屋ホテル前を南に折れて立ち寄ることにしよう。
歌麿傑作の肉筆「深川の雪」、66年ぶり公開へ
江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(?~1806年)の最晩年の傑作で長らく行方不明だった肉筆画「深川の雪」が発見され、66年ぶりに公開される。専門家は「浮世絵史において、この発見の意義は大きい」としている。
「深川の雪」は縦1メートル99、横3メートル41で、浮世絵としては最大級の掛け軸。東京・深川の料亭を舞台に火鉢を囲んだり、遊んだりする遊女ら27人の姿が念入りな筆遣いで生き生きと描かれている。「品川の月」(米・フリーア美術館蔵)、「吉原の花」(米・ワズワース・アセーニアム美術館蔵)とともに、歌麿の「雪月花」3部作として知られている。
1948年に東京での展覧会で公開されたのを最後に行方が分からなくなっていたが、2年前に東京の美術商によって発見され、岡田美術館(神奈川県箱根町)が購入した。
(2014年3月2日22時08分 読売新聞)
岡田美術館は昨年10月に箱根・小涌谷にオープンしたばかり。美術館のオーナーは岡田和生氏で、パチンコ・スロット機器製造を手がけるユニバーサルエンターテインメント(旧アルゼ)の会長。岡田氏は13年前から美術品を収集、円山応挙や、横山大観、菱田春草、上村松園といった錚々たる芸術家の作品がずらりと並んでいるという。規模としては日本最大級で、同じ箱根にある「ポーラ美術館」(仙石原)を遥かに上回る規模。
ちょうど4月、大磯へ行く日に、宮の下の富士屋ホテル前を南に折れて立ち寄ることにしよう。
by kirakuossan
| 2014-03-02 23:45
| 美術
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