2014年 02月 07日
日ごろから避難先を確認しておくことが重要 |
2014年2月7日(金)
富士山噴火 降灰で47万人避難計画 溶岩流では75万人
(東京新聞7日朝刊、写真は昨夜NHK)
「富士山火山防災対策協議会」は1707年の宝永噴火と同規模の噴火が起きた場合、30cm以上の降灰による避難対象者を静岡、神奈川、山梨の3県で計47万人と推計する広域避難計画を取りまとめた。
また、噴火で溶岩流の到達する区域内に住み避難対象となる可能性がある人の合計は、静岡、山梨2県で75万人とした。降灰は東京など首都圏にも及ぶ可能性を指摘している。これは降灰に関し宝永噴火と同レベルを想定。火口の位置や風向きなどから30cm以上の降灰が予想される範囲では、灰の重さで木造家屋が倒壊する恐れがあるとして、付近の堅牢(けんろう)な建物などへの避難を求めている。対象となる約47万人の内訳は神奈川約40万6千人、静岡約6万2千人、山梨約1千人としている。
藤井敏嗣東大名誉教授(火山学)は「富士山は決まった火口を持たず、噴火の形態も多様で事前の予想が難しい。いざというときは住民一人一人の判断になるので、日ごろから避難先を確認しておくことが重要だ」と述べている。
【宝永噴火】江戸時代、1707年に富士山南東部の山腹で起きた大規模な爆発的噴火。南海トラフを震源とするマグニチュード8.6(推定)の宝永地震から49日後に発生し、約2週間続いたとされる。噴火による直接の死者の記録は残っていないが、現在の静岡県で家屋が燃えたほか、農地に積もった火山灰で深刻な不作に見舞われて餓死者が出た地域もあったという。火口から約100キロ離れた江戸でも数cmの火山灰が降り積もった。 以上記事要約。
~~~~~~~~~~~~
富士山がもう300年以上も噴火していないのは不気味だが、しかも、孫たちの住む大磯が、ちょうど地図でみると降灰30cmの範囲内に入っていて心配だ。藤井教授の言うように、津波と同様、いざという時は住民一人一人の判断になるので、日ごろから避難先を確認しておくことが重要だ。
富士山噴火 降灰で47万人避難計画 溶岩流では75万人
(東京新聞7日朝刊、写真は昨夜NHK)
「富士山火山防災対策協議会」は1707年の宝永噴火と同規模の噴火が起きた場合、30cm以上の降灰による避難対象者を静岡、神奈川、山梨の3県で計47万人と推計する広域避難計画を取りまとめた。
また、噴火で溶岩流の到達する区域内に住み避難対象となる可能性がある人の合計は、静岡、山梨2県で75万人とした。降灰は東京など首都圏にも及ぶ可能性を指摘している。これは降灰に関し宝永噴火と同レベルを想定。火口の位置や風向きなどから30cm以上の降灰が予想される範囲では、灰の重さで木造家屋が倒壊する恐れがあるとして、付近の堅牢(けんろう)な建物などへの避難を求めている。対象となる約47万人の内訳は神奈川約40万6千人、静岡約6万2千人、山梨約1千人としている。
藤井敏嗣東大名誉教授(火山学)は「富士山は決まった火口を持たず、噴火の形態も多様で事前の予想が難しい。いざというときは住民一人一人の判断になるので、日ごろから避難先を確認しておくことが重要だ」と述べている。
【宝永噴火】江戸時代、1707年に富士山南東部の山腹で起きた大規模な爆発的噴火。南海トラフを震源とするマグニチュード8.6(推定)の宝永地震から49日後に発生し、約2週間続いたとされる。噴火による直接の死者の記録は残っていないが、現在の静岡県で家屋が燃えたほか、農地に積もった火山灰で深刻な不作に見舞われて餓死者が出た地域もあったという。火口から約100キロ離れた江戸でも数cmの火山灰が降り積もった。 以上記事要約。
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富士山がもう300年以上も噴火していないのは不気味だが、しかも、孫たちの住む大磯が、ちょうど地図でみると降灰30cmの範囲内に入っていて心配だ。藤井教授の言うように、津波と同様、いざという時は住民一人一人の判断になるので、日ごろから避難先を確認しておくことが重要だ。
by kirakuossan
| 2014-02-07 08:58
| 偶感
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