2013年 12月 06日
北山文化の象徴 「金閣寺」 |
2013年12月6日(金)
京都衣笠といえば、ここに立ち寄らないわけにはいかない。
臨済宗相国寺派「鹿苑寺(ろくおんじ)」、お釈迦様の舎利をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ、金閣寺と呼ばれる。この地は鎌倉時代に西園寺公経の別荘「北山第」があったが、足利三代将軍義満が気にいり、1397年(応永4)に譲り受け、山荘「北山殿」を造った。金閣を中心とした庭園や建築は極楽浄土をこの世に再現したといわれ、室町幕府は明国との交易を盛んに行い、北山文化の中心地として発展した。
金閣舎利殿の二層と三層は、漆の上から純金の箔が貼ってある。1987年秋、漆の塗り替えや金箔の張り替えが行われ、現在にいたる。
舎利殿を見て、だれもが「なんとまあ...」と感嘆する。金箔がピカピカと輝き、まさに北山文化の象徴である。一方の銀閣寺は、簡素で気品のある東山文化が流行していた頃の建立だが、僕は、銀閣寺のあの地味な色合いと、高台から京の街を望む風景の方を好む。
臨済宗相国寺派「鹿苑寺(ろくおんじ)」、お釈迦様の舎利をまつった舎利殿「金閣」が特に知られ、金閣寺と呼ばれる。この地は鎌倉時代に西園寺公経の別荘「北山第」があったが、足利三代将軍義満が気にいり、1397年(応永4)に譲り受け、山荘「北山殿」を造った。金閣を中心とした庭園や建築は極楽浄土をこの世に再現したといわれ、室町幕府は明国との交易を盛んに行い、北山文化の中心地として発展した。
金閣舎利殿の二層と三層は、漆の上から純金の箔が貼ってある。1987年秋、漆の塗り替えや金箔の張り替えが行われ、現在にいたる。
by kirakuossan
| 2013-12-06 16:34
| 新日本紀行
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