2013年 09月 07日
土井千咲綺さんの演奏、”音楽” してました。 |
2013年9月7日(土)
第25回クララ・ハスキル国際ピアノコンクール。9月6日日本時間11:20PM、いよいよ20人目、土井千咲綺さんの登場だ。最初はスカルラッティから入り、次にハイドンと続いて行く。なかなか力強い弾きぶりだ。全体的に落ちついた演奏ぶりでよかったと思う。ただ皮肉にもこのときに限って画像と音声が頻繁に途切れてしまい、ハラハライライラの連続だったのが残念。演奏が終わったのは日本時間では日付が変った0:15であった。さあ、二次審査へ進めるかどうかは日本時間の明日夜に判明する。(間違いないと思うけれど)
今回あらためて思ったが、コンクールに出てくる人たちは何れも若いけれど、皆それぞれに一定のキャリアを積んでこの舞台に出てきている人ばかりだ。その証拠に例えば、グーグルで調べてみるとほとんどの人が紹介記事が多く出てくるし、画像や動画もきっちりと掲載されている。そんなホープばかりが競い合うのだから、コンクールでトップになろうと思えば並大抵ではないだろう。ピアノの技術的なことは分らないが、おそらく大差はあまりないと思う。あとはいかに”音楽的”であるかどうか、”聞かせるかどうか”の差であろう。この違いは僕にもある程度は分る。今日の土井さんの演奏、”音楽” してましたよ。
追記:
2013年9月7日(土)6:00PM
4日目、いよいよ一次予選もあと3人を残すだけとなった。中国の Jia Ran という女性ピアニストも張りのあるなかなか小気味の良い演奏をしていた。
あとはいよいよ二次審査進出の発表だ。二次審査は、二日間で行われ、以下の室内楽曲から任意の1曲を演奏することとなっている。
ブラームス ピアノ四重奏第3番 op. 60、ピアノ五重奏 op. 34
フォーレ ピアノ四重奏第1番 op. 15
ドヴォルザーク ピアノ五重奏第 2番op. 81, B 155
モーツァルト ピアノ四重奏 K. 478、ピアノ四重奏 K. 493
シューベルト ピアノ五重奏op. 114 D. 667「ます」
シューマン ピアノ四重奏op. 47、ピアノ五重奏op. 44
舞台奥ではTVカメラマンが色んな角度からピアニストの演奏ぶりを画像におさめているが、気のせいか男性ピアニストの時はほとんどカメラ固定で、手持無沙汰の様子には笑える。昨日の土井さんの時にはとくにひっきりなしに画面が変り、カメラマンも大奮闘であったのに。
追記:
2013年9月8日(日)4:00AM
Li Zhenni(Chine)Mayboroda Dmitry(Russie)Poizat François-Xavier(Suisse)Basters Nils(Allemagne)Budu Cristian(Brésil)Gusachenko Galina(Ukraine)
以上の6名が残り、
残念ながら土井千咲綺さんは二次審査には進めなかった。
追記:
2013年9月13日(金)
Joachim Carr, prix coup de coeur de la Jeune Critique 2013
La Jeune Critique à décerné le Prix « coup de cœur » au pianiste norvégien Joachim Carr pour son magnifique récital des quarts de finale. Joachim Carr est le candidat qui a soulevé le plus d’enthousiasme au sein de la Jeune Critique, émue par son toucher délicat et sa musicalité.
今回あらためて思ったが、コンクールに出てくる人たちは何れも若いけれど、皆それぞれに一定のキャリアを積んでこの舞台に出てきている人ばかりだ。その証拠に例えば、グーグルで調べてみるとほとんどの人が紹介記事が多く出てくるし、画像や動画もきっちりと掲載されている。そんなホープばかりが競い合うのだから、コンクールでトップになろうと思えば並大抵ではないだろう。ピアノの技術的なことは分らないが、おそらく大差はあまりないと思う。あとはいかに”音楽的”であるかどうか、”聞かせるかどうか”の差であろう。この違いは僕にもある程度は分る。今日の土井さんの演奏、”音楽” してましたよ。
追記:
2013年9月7日(土)6:00PM
4日目、いよいよ一次予選もあと3人を残すだけとなった。中国の Jia Ran という女性ピアニストも張りのあるなかなか小気味の良い演奏をしていた。
あとはいよいよ二次審査進出の発表だ。二次審査は、二日間で行われ、以下の室内楽曲から任意の1曲を演奏することとなっている。
ブラームス ピアノ四重奏第3番 op. 60、ピアノ五重奏 op. 34
フォーレ ピアノ四重奏第1番 op. 15
ドヴォルザーク ピアノ五重奏第 2番op. 81, B 155
モーツァルト ピアノ四重奏 K. 478、ピアノ四重奏 K. 493
シューベルト ピアノ五重奏op. 114 D. 667「ます」
シューマン ピアノ四重奏op. 47、ピアノ五重奏op. 44
舞台奥ではTVカメラマンが色んな角度からピアニストの演奏ぶりを画像におさめているが、気のせいか男性ピアニストの時はほとんどカメラ固定で、手持無沙汰の様子には笑える。昨日の土井さんの時にはとくにひっきりなしに画面が変り、カメラマンも大奮闘であったのに。
追記:
2013年9月8日(日)4:00AM
Li Zhenni(Chine)Mayboroda Dmitry(Russie)Poizat François-Xavier(Suisse)Basters Nils(Allemagne)Budu Cristian(Brésil)Gusachenko Galina(Ukraine)
以上の6名が残り、
残念ながら土井千咲綺さんは二次審査には進めなかった。
追記:
2013年9月13日(金)
Joachim Carr, prix coup de coeur de la Jeune Critique 2013
La Jeune Critique à décerné le Prix « coup de cœur » au pianiste norvégien Joachim Carr pour son magnifique récital des quarts de finale. Joachim Carr est le candidat qui a soulevé le plus d’enthousiasme au sein de la Jeune Critique, émue par son toucher délicat et sa musicalité.
by kirakuossan
| 2013-09-07 00:25
| クラシック
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