2013年 06月 16日
やはり蝉だった ~蓼科温泉石遊の湯 |
2013年6月16日(日)
緑豊かな蓼科の森に湧く、蓼科温泉石遊の湯。
tutiiから30分、2回目の訪問だが、質素でお湯だけといったところがかえって好感が持てる。
「石遊」と書いて「いしやす」というが、軍需用の鉄鉱石を掘りだしていた諏訪鉄山跡地から湧きだした温泉で、Na塩化物炭酸水素塩温泉という泉質は周辺では珍しい。
60℃の源泉を加水せず、42℃前後に管理されているため、成分が薄まらず良質な効能があるという。
お湯4・雰囲気4・自然度(設備)4・清潔感4・サービス4・全体評4・・・・24
先客がひとりいて、話しかけてきた。山の植物の保護する仕事をしているため、仕事を終え、山から下りて来たらこうして温泉に浸かるという。「蓼科の木々が生い茂っている所では今大きい音で動物が鳴いているが、何ですか?」と尋ねてみたら、「エゾハルゼミです」とすぐに返ってきた。やはり蛙ではなく”蝉”だったのだ。
エゾハルゼミ(蝦夷春蝉)
特徴的な鳴き声を持つ小型のセミで、ブナ林などの落葉広葉樹林に生息する。体長は2cm~3cmで体色は全体的に黄褐色だが、頭部・胸部にやや緑色を帯び、黒い線や斑紋の模様がある。ちょうどヒグラシを小さくしたような外見をしていて、「オーギィー・オーギィー・オーギィーォ・キギギギギギギ」と鳴くそうだ。富士見台で見たあの「ワッセー、ワッセー、イテェジェジェジェ・・・」と鳴く蝉に間違いない。だいぶ鳴き方は違ったが、雰囲気は同じだ。森林や低山帯で無数の鳴き声が聞かれるのに、広葉樹林の伐採などで生息域が減少していて、西日本では少ない生息地がさらに狭まっており、絶滅危惧種とされているらしい。蓼科ではちょっと考えられないほど喧しいけど・・・
緑豊かな蓼科の森に湧く、蓼科温泉石遊の湯。
tutiiから30分、2回目の訪問だが、質素でお湯だけといったところがかえって好感が持てる。
「石遊」と書いて「いしやす」というが、軍需用の鉄鉱石を掘りだしていた諏訪鉄山跡地から湧きだした温泉で、Na塩化物炭酸水素塩温泉という泉質は周辺では珍しい。
60℃の源泉を加水せず、42℃前後に管理されているため、成分が薄まらず良質な効能があるという。
お湯4・雰囲気4・自然度(設備)4・清潔感4・サービス4・全体評4・・・・24
先客がひとりいて、話しかけてきた。山の植物の保護する仕事をしているため、仕事を終え、山から下りて来たらこうして温泉に浸かるという。「蓼科の木々が生い茂っている所では今大きい音で動物が鳴いているが、何ですか?」と尋ねてみたら、「エゾハルゼミです」とすぐに返ってきた。やはり蛙ではなく”蝉”だったのだ。
エゾハルゼミ(蝦夷春蝉)
特徴的な鳴き声を持つ小型のセミで、ブナ林などの落葉広葉樹林に生息する。体長は2cm~3cmで体色は全体的に黄褐色だが、頭部・胸部にやや緑色を帯び、黒い線や斑紋の模様がある。ちょうどヒグラシを小さくしたような外見をしていて、「オーギィー・オーギィー・オーギィーォ・キギギギギギギ」と鳴くそうだ。富士見台で見たあの「ワッセー、ワッセー、イテェジェジェジェ・・・」と鳴く蝉に間違いない。だいぶ鳴き方は違ったが、雰囲気は同じだ。森林や低山帯で無数の鳴き声が聞かれるのに、広葉樹林の伐採などで生息域が減少していて、西日本では少ない生息地がさらに狭まっており、絶滅危惧種とされているらしい。蓼科ではちょっと考えられないほど喧しいけど・・・
by kirakuossan
| 2013-06-16 18:03
| 温泉♨
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