2013年 04月 26日
大町柱月ゆかりの温泉☆蔦温泉 奥羽の旅・・・その7 |
2013年4月26日(金)
滋賀のほかに千葉、諏訪、そして九州宮崎からの旅客までがやってくる、知る人ぞ知る名物旅館「蔦温泉旅館」は十和田・八幡平国立公園内にある。
ここは歌人で評論家であった大町柱月ゆかりの温泉として名高く、彼は奥入瀬渓流に魅せられ、ここ蔦温泉で骨休みをし、この場所を永住の地と選んだ3か月後に亡くなった。旅館から徒歩3分のところに柱月の墓地もある。
温泉は無色透明の肌に優しいお湯。ふたつの内湯がある。「久安の湯」は、昔は旅館棟専用の混浴風呂だったためいかにも歴史を感じさせる作りで、古びた雰囲気を残した佇まいが魅力である。
一方はブナとヒバ材造りの大浴場。ここを訪れた文豪の井上靖がこの温泉を気にいり、泉の響きが風の吹くように聞こえてくるといった意味の「泉響颯颯」(せんきょうさつさつ)と詠ったことから、「泉響の湯」と命名した。そのせいでもないだろうが脱衣場の床は歩くたびに鴬張りのキュキュという音がした。
ここのお湯の素晴らしさは、浴場の真下に源泉があって、浴槽の板の間からそのまま直にお湯が立ちのぼってくるところにある。だから勿論、加水、加温はしていない。
泉質:単純泉、泉温:42~48℃。
お湯5・雰囲気5・自然度(設備)4・清潔感4・サービス5・全体評5・・・・28(かみさん4.8)
~~~~~
蔦旅館:23日
つづく・・・
ここは歌人で評論家であった大町柱月ゆかりの温泉として名高く、彼は奥入瀬渓流に魅せられ、ここ蔦温泉で骨休みをし、この場所を永住の地と選んだ3か月後に亡くなった。旅館から徒歩3分のところに柱月の墓地もある。
温泉は無色透明の肌に優しいお湯。ふたつの内湯がある。「久安の湯」は、昔は旅館棟専用の混浴風呂だったためいかにも歴史を感じさせる作りで、古びた雰囲気を残した佇まいが魅力である。
泉質:単純泉、泉温:42~48℃。
お湯5・雰囲気5・自然度(設備)4・清潔感4・サービス5・全体評5・・・・28(かみさん4.8)
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蔦旅館:23日
つづく・・・
by kirakuossan
| 2013-04-26 10:34
| 新日本紀行
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