2013年 04月 18日
愛情に満ちたララバイ .......知られざる作曲家40 ヤルネフェルト |
2013年4月18日(木)
エドヴァルト・アルマス・ヤルネフェルト(1869~1958)はフィンランドの指揮者で作曲家。ジャン・シベリウスの義兄にあたる。
NMLでを子守歌を知った。他の用事をしている手がつい止まった。とても愛らしい曲で、まるで写真そのものの様なチャーミングな作品である。他にどんなものを作曲したか調べてみた。短い管弦楽曲、組曲、それにセレナード、声楽曲など、遺された作品数は少ない。いずれも北欧フィンランドを連想させる、物静かで、ゆったりした曲想の音楽だが、正直いって「子守歌」に優る音楽はなかった。妹がシベリウスのもとに嫁いだこともあって彼とは終生親しかったようで、シベリウス同様に長生きして90歳近くまで生きた。
彼の功績は指揮者として語られ、ワーグナーの歌劇をフィンランドで初めて指揮した音楽家として名を残したことにある。一方作曲家としては、「セレナード」の美しいメロディーもあるが、やはり、この「子守歌」一曲だったように思う。”やるねフェルト”まではいかなかったようだが、でも、「子守歌」は心底愛情に満ちた素晴らしいララバイである。
エドヴァルト・アルマス・ヤルネフェルト(1869~1958)はフィンランドの指揮者で作曲家。ジャン・シベリウスの義兄にあたる。
NMLでを子守歌を知った。他の用事をしている手がつい止まった。とても愛らしい曲で、まるで写真そのものの様なチャーミングな作品である。他にどんなものを作曲したか調べてみた。短い管弦楽曲、組曲、それにセレナード、声楽曲など、遺された作品数は少ない。いずれも北欧フィンランドを連想させる、物静かで、ゆったりした曲想の音楽だが、正直いって「子守歌」に優る音楽はなかった。妹がシベリウスのもとに嫁いだこともあって彼とは終生親しかったようで、シベリウス同様に長生きして90歳近くまで生きた。
彼の功績は指揮者として語られ、ワーグナーの歌劇をフィンランドで初めて指揮した音楽家として名を残したことにある。一方作曲家としては、「セレナード」の美しいメロディーもあるが、やはり、この「子守歌」一曲だったように思う。”やるねフェルト”まではいかなかったようだが、でも、「子守歌」は心底愛情に満ちた素晴らしいララバイである。
by kirakuossan
| 2013-04-18 10:39
| 知られざる作曲家
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