2013年 02月 27日
ダウスゴーの世界 |
2013年2月27日(水)
The world of Dausgaard Ⅰ
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
交響曲第5番 ハ短調 Op. 67
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
ベーレンライター版を使用し、現代楽器アンサンブルにピリオド楽器の奏法を活かした緻密な演奏。管楽器と弦楽器の程よいバランス、明快な響きを前面に、もっとも今日的なスタイルのベートーヴェンといえる。必要以上に音を伸ばさないフレーズ処理が斬新で、痛快で、聴く者の心をとらえる。あのカルロス・クライバーの出現の時を彷彿させる。1番からして、なんと溌溂とした響きよ。9番まで最高水準の演奏を聴かせる。
「当時の聴衆の耳を驚かせたに違いないベートーヴェンの音楽の革新的要素も浮き彫りにしたい」と彼自身の言葉どおり、まさに感動のベートーヴェンだ。
フランツ・シューベルト
交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D. 944
交響曲第8番 ロ短調 「未完成」 D. 759
ややもすれば冗漫に流れがちなシューベルトのシンフォニーが、生き生きと快速に飛ばした快演である。
ロベルト・シューマン
交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
交響曲第2番 ハ長調 Op. 61
交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 Op. 97
交響曲第4番 ニ短調 Op. 120 (1841年原典版)
マンフレッド Op. 115 - 序曲
シューマンの交響曲なのに、どこか他の作曲家を想像する。演奏のやり方によってここまで音楽が変わってしまうという好事例。
ヨハネス・ブラームス
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
”重厚さ”と”惚れ惚れする美しさ”を兼ね備えた名演だ。
アントニン・ドヴォルザーク
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95
小気味のよいテンポが持ち味の彼ならではの「新世界」
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
ダウスゴーの一連の演奏の中で、この曲が一番控えめで彼の特性が出ていないように思う。
アントン・ブルックナー
交響曲第2番 ハ短調 (1877年版)
僅か38名の室内オーケストラによるブルックナー。これだけの豊かな音色がどうして引き出せるのか不思議である。
ニュー・イヤー・コンサート
ワルツ・ポルカ・管弦楽曲集
ダウスゴーの世界。
全13枚の自作CD
スウェーデン室内管弦楽団 - Swedish Chamber Orchestra
トーマス・ダウスゴー - Thomas Dausgaard
The world of Dausgaard Ⅰ
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
交響曲第5番 ハ短調 Op. 67
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
ベーレンライター版を使用し、現代楽器アンサンブルにピリオド楽器の奏法を活かした緻密な演奏。管楽器と弦楽器の程よいバランス、明快な響きを前面に、もっとも今日的なスタイルのベートーヴェンといえる。必要以上に音を伸ばさないフレーズ処理が斬新で、痛快で、聴く者の心をとらえる。あのカルロス・クライバーの出現の時を彷彿させる。1番からして、なんと溌溂とした響きよ。9番まで最高水準の演奏を聴かせる。
「当時の聴衆の耳を驚かせたに違いないベートーヴェンの音楽の革新的要素も浮き彫りにしたい」と彼自身の言葉どおり、まさに感動のベートーヴェンだ。
フランツ・シューベルト
交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D. 944
交響曲第8番 ロ短調 「未完成」 D. 759
ややもすれば冗漫に流れがちなシューベルトのシンフォニーが、生き生きと快速に飛ばした快演である。
ロベルト・シューマン
交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
交響曲第2番 ハ長調 Op. 61
交響曲第3番 変ホ長調 「ライン」 Op. 97
交響曲第4番 ニ短調 Op. 120 (1841年原典版)
マンフレッド Op. 115 - 序曲
シューマンの交響曲なのに、どこか他の作曲家を想像する。演奏のやり方によってここまで音楽が変わってしまうという好事例。
ヨハネス・ブラームス
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
”重厚さ”と”惚れ惚れする美しさ”を兼ね備えた名演だ。
アントニン・ドヴォルザーク
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95
小気味のよいテンポが持ち味の彼ならではの「新世界」
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」 Op. 74
幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
ダウスゴーの一連の演奏の中で、この曲が一番控えめで彼の特性が出ていないように思う。
アントン・ブルックナー
交響曲第2番 ハ短調 (1877年版)
僅か38名の室内オーケストラによるブルックナー。これだけの豊かな音色がどうして引き出せるのか不思議である。
ニュー・イヤー・コンサート
ワルツ・ポルカ・管弦楽曲集
ダウスゴーの世界。
全13枚の自作CD
スウェーデン室内管弦楽団 - Swedish Chamber Orchestra
トーマス・ダウスゴー - Thomas Dausgaard
by kirakuossan
| 2013-02-27 16:38
| クラシック
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