2013年 01月 09日
今もっとも関心をもって見つめている事象 |
2013年1月9日(水)
今、もっとも注目と期待を持って見つめている事象。
広東省を拠点とする有力紙「南方週末」はリベラルな論調で知られ、これまでも共産党がメディアを管理する体制下でタブーとされる政治改革や民主化などのテーマをすれすれの手法で扱ってきた。
同紙は今月3日付けの新年特別号で、真の立憲政治を求める「中国の夢、憲政の夢」と題した文章を掲載する予定だったが、地元当局の指示で「中華民族の偉大な復興」を称えるタイトルと内容に大幅に書き換えられた。大陸ではこれに抗議する動きが広がりつつあり、国際社会の強い関心を集めている。
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1月7日(月)
中国紙幹部「社説すり替え」否定 記者ら「共産党の圧力」と反発、抗議ストも
上海=河崎真澄】中国広東省の週刊紙、南方週末の社説が共産党広東省委員会に一方的にすり替えられた問題で、同紙は中国版ツイッター「微博」上の公式ページで6日夜、「本紙責任者が起草した社説で、ネット上の噂は事実ではない」とすり替えを全面否定する声明を発表した。
これに対し、同紙編集部の記者や編集者らは、共産党側からの圧力による「偽声明」だと強く反発し、問題の徹底調査を求めてストライキも表明するなど異例の事態に発展している。
(サンケイ)
1月8日(火)
台湾、北京に「報道の自由を」 記事改ざん指示で
(台北 8日 中央社)中国大陸・広東省を拠点とする有力紙「南方周末」の新年特別号が当局の指示で大幅に書き換えられたことを受け、台湾の大陸政策部門トップは7日、北京が報道機関を取り巻く環境を改善し、報道の自由を尊重するよう希望するとの考えを示した。
リベラルな論調で知られる「南方周末」は、3日付紙面に真の立憲政治を訴える文章を掲載する予定だったが、広東省共産党委員会の介入で、見出しと内容の一部がすりかえられた。また、日本の「尖閣国有化」に端を発した昨年の反日デモに関する記事も削除を強いられたという。
7日国会答弁に立った行政院大陸委員会の王郁琦主任委員(閣僚級、左)は報道陣に対し、中国大陸での報道の自由をめぐる動きを注視してきたとするとともに、台湾とのメディア交流などで大陸で情報の透明化が進み報道の自由が尊重されるようになることを望むと述べた。
文化部の龍応台部長(右)も同日、今回の事件について「台湾にとっても示唆に富んだ代表的なケース」として、北京側がこれに適切に対応し、昨年11月に発足した習近平体制が言論の自由においてこれまでとは異なるスタイルを見せることに期待したいとコメントした。
(エキサイトニュース)
1月8日(火)
「南方週末」事件が拡大 巻き起こる自由の風=台湾報道
中国紙「南方週末」の新年特集記事が広東省当局の指示によって書き換えられたとされる問題の波紋が広がっている。台湾メディア・中央通訊社は7日、市民や著名人による「南方週末」の擁護の動きについて「自由を争う風が巻き起こった」と伝えた。
記事はまず、広東省広州市にある南方報業グループのビル前に7日、最大で約300人の市民が集まり「話す権利を勝ち取れ」などの標語を掲げて抗議活動が起きたことを紹介。デモは秩序がある中で行われ、「多くの大陸メディアもこっそりと現場で南方週末を応援し、南方週末の社員はさらにこっそりと、少数の社員が市民に混ざっていた」と伝えた。
また、国内ミニブログの管理者が本件に関わる書き込みを必死に削除する一方で、多くのユーザーが断続的に「南方週末」側が発表したとされる文書や、韓寒など「南方週末」を応援する大陸作家らの発言を転載し、当局による報道の自由への強引な干渉を批判し続けているとも報じた。
記事は、一連の騒動について、一部の学者から「昨年秋に就任した習近平総書記による改革の決心や、新任の胡春華・広東省共産党委員会書記の能力が試されている」との見方が出たことも合わせて伝えた。
(エキサイトニュース)
1月9日(水)
北京有力紙の社長、辞意表明 共産党寄り社説転載に抗議
【北京共同】中国広東省の地元紙、南方週末の記事を当局が改ざんした問題で、北京の有力紙、新京報の社長が、報道が政府の方針から逸脱することを批判した共産党系紙の記事を転載するよう命じられたことに抗議し、辞意を表明していたことが9日、分かった。中国メディア関係者が明らかにした。党中央宣伝部は7日、国内の報道機関向けの緊急通知を出し、騒動を批判した党機関紙、人民日報系の環球時報の社説を転載するよう指示。
(エキサイトニュース)
今、もっとも注目と期待を持って見つめている事象。
広東省を拠点とする有力紙「南方週末」はリベラルな論調で知られ、これまでも共産党がメディアを管理する体制下でタブーとされる政治改革や民主化などのテーマをすれすれの手法で扱ってきた。
同紙は今月3日付けの新年特別号で、真の立憲政治を求める「中国の夢、憲政の夢」と題した文章を掲載する予定だったが、地元当局の指示で「中華民族の偉大な復興」を称えるタイトルと内容に大幅に書き換えられた。大陸ではこれに抗議する動きが広がりつつあり、国際社会の強い関心を集めている。
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1月7日(月)
中国紙幹部「社説すり替え」否定 記者ら「共産党の圧力」と反発、抗議ストも
上海=河崎真澄】中国広東省の週刊紙、南方週末の社説が共産党広東省委員会に一方的にすり替えられた問題で、同紙は中国版ツイッター「微博」上の公式ページで6日夜、「本紙責任者が起草した社説で、ネット上の噂は事実ではない」とすり替えを全面否定する声明を発表した。
これに対し、同紙編集部の記者や編集者らは、共産党側からの圧力による「偽声明」だと強く反発し、問題の徹底調査を求めてストライキも表明するなど異例の事態に発展している。
(サンケイ)
1月8日(火)
台湾、北京に「報道の自由を」 記事改ざん指示で
(台北 8日 中央社)中国大陸・広東省を拠点とする有力紙「南方周末」の新年特別号が当局の指示で大幅に書き換えられたことを受け、台湾の大陸政策部門トップは7日、北京が報道機関を取り巻く環境を改善し、報道の自由を尊重するよう希望するとの考えを示した。
リベラルな論調で知られる「南方周末」は、3日付紙面に真の立憲政治を訴える文章を掲載する予定だったが、広東省共産党委員会の介入で、見出しと内容の一部がすりかえられた。また、日本の「尖閣国有化」に端を発した昨年の反日デモに関する記事も削除を強いられたという。
7日国会答弁に立った行政院大陸委員会の王郁琦主任委員(閣僚級、左)は報道陣に対し、中国大陸での報道の自由をめぐる動きを注視してきたとするとともに、台湾とのメディア交流などで大陸で情報の透明化が進み報道の自由が尊重されるようになることを望むと述べた。
文化部の龍応台部長(右)も同日、今回の事件について「台湾にとっても示唆に富んだ代表的なケース」として、北京側がこれに適切に対応し、昨年11月に発足した習近平体制が言論の自由においてこれまでとは異なるスタイルを見せることに期待したいとコメントした。
(エキサイトニュース)
1月8日(火)
「南方週末」事件が拡大 巻き起こる自由の風=台湾報道
中国紙「南方週末」の新年特集記事が広東省当局の指示によって書き換えられたとされる問題の波紋が広がっている。台湾メディア・中央通訊社は7日、市民や著名人による「南方週末」の擁護の動きについて「自由を争う風が巻き起こった」と伝えた。
記事はまず、広東省広州市にある南方報業グループのビル前に7日、最大で約300人の市民が集まり「話す権利を勝ち取れ」などの標語を掲げて抗議活動が起きたことを紹介。デモは秩序がある中で行われ、「多くの大陸メディアもこっそりと現場で南方週末を応援し、南方週末の社員はさらにこっそりと、少数の社員が市民に混ざっていた」と伝えた。
また、国内ミニブログの管理者が本件に関わる書き込みを必死に削除する一方で、多くのユーザーが断続的に「南方週末」側が発表したとされる文書や、韓寒など「南方週末」を応援する大陸作家らの発言を転載し、当局による報道の自由への強引な干渉を批判し続けているとも報じた。
記事は、一連の騒動について、一部の学者から「昨年秋に就任した習近平総書記による改革の決心や、新任の胡春華・広東省共産党委員会書記の能力が試されている」との見方が出たことも合わせて伝えた。
(エキサイトニュース)
1月9日(水)
北京有力紙の社長、辞意表明 共産党寄り社説転載に抗議
【北京共同】中国広東省の地元紙、南方週末の記事を当局が改ざんした問題で、北京の有力紙、新京報の社長が、報道が政府の方針から逸脱することを批判した共産党系紙の記事を転載するよう命じられたことに抗議し、辞意を表明していたことが9日、分かった。中国メディア関係者が明らかにした。党中央宣伝部は7日、国内の報道機関向けの緊急通知を出し、騒動を批判した党機関紙、人民日報系の環球時報の社説を転載するよう指示。
(エキサイトニュース)
by kirakuossan
| 2013-01-09 16:02
| 偶感
|
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