2012年 11月 19日
またまた読響が好きになった。 |
2012年11月19日(月)
またまたYさんに読響のチケットをもらい、ザ・シンフォニーホールへ出かける。今夜のプログラムは、ドヴォルザークの8番とシベリウスのヴァイオリンコンチェルトそれにフィンランディア、いずれも好演であった。
とくにヴァイオリンの日下紗矢子がよかった。繊細な中にも力強さがあって安心して聴けるヴァイオリンといった印象。その彼女が来年4月からこのオケのコンサートマスターになるという。すでに2008年よりベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧名ベルリン交響楽団)の第1コンサートマスターの地位にありドイツに在住、まだ30歳を少しでたところの若手女流ヴァイオリニストだが実力の方は大したものなのだろう。今夜の演奏、シベリウスのあの”一種の線の細さ”を上手くひき出していたし、アンコールでのバッハの無伴奏ソナタ3番”ラルゴ”は実にしっとりとした弾きぶりで聴衆を魅了した。8番は自信に満ちた演奏で、金管が心地よく吹きまくった、木管も劣らず鳴りまくった、弦も響き渡った、よくまとまった出来といえよう。アンコールの弦楽だけの「ロンドンデリーの歌」、これがまた哀愁を帯びた音調でしびれた。またまた読響が好きになった。
彼女も同じエキサイトブログ、それによれば・・・
一つのオーケストラのコンサートマスターとして責任を果たし続けることだけでも決して楽なことではないのに、二つのオーケストラでコンサートマスターの責任を果たせるだろうかと、不安に思う気持ちも少しあります。でも、ドイツでコンサートマスターとして働き始めてから4年程経った今、自分が生まれ育った日本という国のオーケストラにもかかわってみたいと思う気持ち、そして興味深く思う気持ちが強く、また、読響の素晴らしいメンバーの皆様と一緒に音楽を作っていく喜びを味わってみたいという気持ちがあり、今回の就任に至りました。”音楽”を、聴いて下さる方達に伝えるということを通して、メンバーの皆様とそのかけがえのない瞬間を楽しんでいけたらなと思っております。就任してからの初登場は来年の7月を予定していますが、それまでに、11月19日の大阪公演でシベリウスを共演させて頂く他、来年の1月上旬にはゲストコンマスで出演させて頂く予定です。これからは、読響のファンの方達ともお顔を合わすことが増えていくことと思います。オーケストラの音楽の魅力を最大限お届けできるよう、一回一回のコンサートを大事にしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します!
とくにヴァイオリンの日下紗矢子がよかった。繊細な中にも力強さがあって安心して聴けるヴァイオリンといった印象。その彼女が来年4月からこのオケのコンサートマスターになるという。すでに2008年よりベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧名ベルリン交響楽団)の第1コンサートマスターの地位にありドイツに在住、まだ30歳を少しでたところの若手女流ヴァイオリニストだが実力の方は大したものなのだろう。今夜の演奏、シベリウスのあの”一種の線の細さ”を上手くひき出していたし、アンコールでのバッハの無伴奏ソナタ3番”ラルゴ”は実にしっとりとした弾きぶりで聴衆を魅了した。8番は自信に満ちた演奏で、金管が心地よく吹きまくった、木管も劣らず鳴りまくった、弦も響き渡った、よくまとまった出来といえよう。アンコールの弦楽だけの「ロンドンデリーの歌」、これがまた哀愁を帯びた音調でしびれた。またまた読響が好きになった。
彼女も同じエキサイトブログ、それによれば・・・
一つのオーケストラのコンサートマスターとして責任を果たし続けることだけでも決して楽なことではないのに、二つのオーケストラでコンサートマスターの責任を果たせるだろうかと、不安に思う気持ちも少しあります。でも、ドイツでコンサートマスターとして働き始めてから4年程経った今、自分が生まれ育った日本という国のオーケストラにもかかわってみたいと思う気持ち、そして興味深く思う気持ちが強く、また、読響の素晴らしいメンバーの皆様と一緒に音楽を作っていく喜びを味わってみたいという気持ちがあり、今回の就任に至りました。”音楽”を、聴いて下さる方達に伝えるということを通して、メンバーの皆様とそのかけがえのない瞬間を楽しんでいけたらなと思っております。就任してからの初登場は来年の7月を予定していますが、それまでに、11月19日の大阪公演でシベリウスを共演させて頂く他、来年の1月上旬にはゲストコンマスで出演させて頂く予定です。これからは、読響のファンの方達ともお顔を合わすことが増えていくことと思います。オーケストラの音楽の魅力を最大限お届けできるよう、一回一回のコンサートを大事にしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します!
by kirakuossan
| 2012-11-19 22:02
| クラシック
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