2012年 08月 10日
白骨の湯 |
2012年8月10日(金)
ついに念願の白骨温泉に。信州では”東の白骨・西の扉”と称される、著名な温泉地。”扉”は昨年行ったが、秘湯の温泉。乗鞍岳東側の山腹こ位置するこの白骨もなかなかの秘湯ムード満点。聞くところによると温泉宿は全部で10軒あるかないかの小さな温泉場。なぜこんなに人気が高いか意外な気もする。やはり乳白色の湯にとりつかれるのだろう。
400年の歴史を誇る白骨温泉は、石灰分が湯船に白く付着するところから「白船」と呼ばれていたが,中里介山の小説「大菩薩峠」により「白骨」の名が知られることになったことから,白骨温泉と呼ばれるようになった。
煤香庵(ばいこうあん)という日帰り専門の湯に浸かる。お湯は少し温いが、いかにも成分を多く含んでいるようで、飲料も可。口にしてみると何とも言えない異様(硫黄)な味がした。200年を越える建造物を移築した、雰囲気漂う温泉だが、残念なのは露天の湯室が狭いことと、脱衣場など設備も狭くてもうひとつ行き届いていないこと。かみさん曰く「露天なのに囲いがしてあって狭苦しく感じる、印象はお湯が白いだけだった」となる。
白骨は上高地の沢渡から道を分かれてすぐ傍にあるが、冬場でも大型バスが運行できるようにとその道路の拡張工事を4年前からやっていて、通行止め。わざわざ前渡トンネルまで下り、Uターンして急な山道を30分以上登ることになる。上高地帰りの客は随分遠回りになるので敬遠するだろう。また例の「偽装問題」とあわせて客足が遠のくのではないかと、気になる。道路拡張で客を取り込もうとの思惑だろうが、他の施設を知らないので言いきれないが、設備がこれだけ狭いと対応しきれないのではないかと不安になる。
帳場の男性が云っていた、「昔は島立(松本)からみな歩いてこの温泉場にやってこられた」、松本からとすれば車でも1時間半はかかるこの山道、気が遠くなる話だが、この”乳白色の湯”に憧れたのだろう。この湯はさすがに疲れが癒され、素晴らしいだけにいつまでも存続してほしい。
お湯5・雰囲気4・自然度4・清潔感(設備)2・サービス4・全体評5・・・25(かみさん評・・・2)
泉質:含硫黄・炭酸水素塩泉、泉温:39.9℃
帰り松本まで下る国道沿いにスイカの直売が目についた。大玉1400円はどうみても安い!スイカ好きはどうしても買ってしまう。波多の「下原スイカ」は有名で、包丁を入れてみると美味しそうな色をしていた。よく冷やして明日頂きます。
400年の歴史を誇る白骨温泉は、石灰分が湯船に白く付着するところから「白船」と呼ばれていたが,中里介山の小説「大菩薩峠」により「白骨」の名が知られることになったことから,白骨温泉と呼ばれるようになった。
煤香庵(ばいこうあん)という日帰り専門の湯に浸かる。お湯は少し温いが、いかにも成分を多く含んでいるようで、飲料も可。口にしてみると何とも言えない異様(硫黄)な味がした。200年を越える建造物を移築した、雰囲気漂う温泉だが、残念なのは露天の湯室が狭いことと、脱衣場など設備も狭くてもうひとつ行き届いていないこと。かみさん曰く「露天なのに囲いがしてあって狭苦しく感じる、印象はお湯が白いだけだった」となる。
白骨は上高地の沢渡から道を分かれてすぐ傍にあるが、冬場でも大型バスが運行できるようにとその道路の拡張工事を4年前からやっていて、通行止め。わざわざ前渡トンネルまで下り、Uターンして急な山道を30分以上登ることになる。上高地帰りの客は随分遠回りになるので敬遠するだろう。また例の「偽装問題」とあわせて客足が遠のくのではないかと、気になる。道路拡張で客を取り込もうとの思惑だろうが、他の施設を知らないので言いきれないが、設備がこれだけ狭いと対応しきれないのではないかと不安になる。
帳場の男性が云っていた、「昔は島立(松本)からみな歩いてこの温泉場にやってこられた」、松本からとすれば車でも1時間半はかかるこの山道、気が遠くなる話だが、この”乳白色の湯”に憧れたのだろう。この湯はさすがに疲れが癒され、素晴らしいだけにいつまでも存続してほしい。
お湯5・雰囲気4・自然度4・清潔感(設備)2・サービス4・全体評5・・・25(かみさん評・・・2)
泉質:含硫黄・炭酸水素塩泉、泉温:39.9℃
帰り松本まで下る国道沿いにスイカの直売が目についた。大玉1400円はどうみても安い!スイカ好きはどうしても買ってしまう。波多の「下原スイカ」は有名で、包丁を入れてみると美味しそうな色をしていた。よく冷やして明日頂きます。
by kirakuossan
| 2012-08-10 23:19
| 温泉♨
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