2012年 07月 09日
3人の珍道中 その1 絶景と奥蓼科温泉 |
2012年7月9日(月)
母と6歳下の母の妹と、そして僕との3人珍道中が始まった。
朝4時前に宇治(母の妹の家)を出発、車中では早くも話に花が咲く。途中、神坂SAで車を止め、先日もかみさんと訪れた「馬籠宿」へ。徒歩で往復3km弱、しかし階段の上がり降りもあるので、「ホントに行くか?」「どうしても行く!」ということで、1時間半を要するが完歩。道端にはコンクリートの溝板の隙間から力強く、一輪の可愛い朝顔が出迎えてくれた。
tuttiに10時前に到着、遅い朝食を取った後、11時すぎより奥蓼科温泉「渋・辰野館」へ向けて出発。朝方雲が多くて今にも降り出しそうだったが、急に嘘みたいに晴れ渡り、最高の行楽日和となった。女の神展望台から見下ろす落葉松の樹林は最高の美しさ。
北八ヶ岳ロープウエイで見る大パノラマは今日が絶好のチャンス(今までチャンスがなかった)、ということで急遽登ることに。ひとり往復1800円はチト高いが、絶景には代えがたい。一同に、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、そして八ヶ岳を望めるロープウエイはここしかない。標高1771mの山麓駅から7分で2237mの山頂駅まで駈け上る。
途中、前から食べたいと思っていた蕎麦屋「蓼科メルヘン蕎麦」の前を通過、「ちょっとお腹が空いた」ということで入ることに。ところがあいにく”本日終了”とあるが、ざるそばなら大丈夫ということで、3人ともざるの並みを注文。これが実に美味かった。こちらへ来て最も美味い蕎麦ではないか。しかも850円で通常の2倍の量はある。つゆの器も四角とは珍しい、味・量・雰囲気・サービス、これには大満足。
蕎麦5・つゆ4・そば湯4・雰囲気4・サービス5・総合5=評点27
途中の「御射ケ池」の景色が、これまた最高。湖面に映し出される一面深緑の世界は、まるで今にも白馬が出てきそうな”東山魁夷の世界”であった。
いろいろ寄り道をして2時半ころ、ようやく目的地の温泉「渋・辰野館」に到着。ここは”武田信玄の隠し湯”として有名で、もとは783年に諏訪神社の神官の悪夢により発見されたともいわれる歴史ある温泉。「信玄の薬湯」は冷鉱泉でとても浸かる事は出来ないが、加熱風呂はちょうどよいお湯加減で、乳白色に入ると一日の疲れがいっぺんに吹っ飛ぶ感じだ。先週の”赤い湯”といい、今日の”白い湯”といい、温泉ってホントに不思議で、面白い。ほかに大浴場もあるが、別に階段を上って移動しなければならない。一度身体を拭いて、服を着て、また脱いで、入るというちょっと面倒な行動が必要だが、これもこういった古くからの温泉の光景。
ちょっと僕の説明不足もあってか、廊下の向こうから裸のままの二人がこちらに向かってくる時は、一瞬唖然とした。平日で他に客は誰もいなくてヤレヤレ。
湯あがりに50年以上も前の古い一枚の写真が貼ってあるのを見つけた。浅丘るり子(後列左端)と由紀さおり(前列右から2番目)が、温泉旅館の先代を中心に記念撮影に収まっている。なにかでこの温泉に来たのだろう。
夕食の買出しをしてtuttiに戻る時、突如、雷を伴い嵐のようなジャジャ降りになった。山の天気は激変するとはこのことだ、と思いながら、慎重な運転で帰路についた。
初日から、ちょっと予想外にハードなスケジュールになってしまい、お疲れ様。明日は近くの牧場にでも行って大好きなソフトを舐めながら一日ゆっくり過ごすことにしよう。
母と6歳下の母の妹と、そして僕との3人珍道中が始まった。
朝4時前に宇治(母の妹の家)を出発、車中では早くも話に花が咲く。途中、神坂SAで車を止め、先日もかみさんと訪れた「馬籠宿」へ。徒歩で往復3km弱、しかし階段の上がり降りもあるので、「ホントに行くか?」「どうしても行く!」ということで、1時間半を要するが完歩。道端にはコンクリートの溝板の隙間から力強く、一輪の可愛い朝顔が出迎えてくれた。
tuttiに10時前に到着、遅い朝食を取った後、11時すぎより奥蓼科温泉「渋・辰野館」へ向けて出発。朝方雲が多くて今にも降り出しそうだったが、急に嘘みたいに晴れ渡り、最高の行楽日和となった。女の神展望台から見下ろす落葉松の樹林は最高の美しさ。
北八ヶ岳ロープウエイで見る大パノラマは今日が絶好のチャンス(今までチャンスがなかった)、ということで急遽登ることに。ひとり往復1800円はチト高いが、絶景には代えがたい。一同に、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、そして八ヶ岳を望めるロープウエイはここしかない。標高1771mの山麓駅から7分で2237mの山頂駅まで駈け上る。
途中、前から食べたいと思っていた蕎麦屋「蓼科メルヘン蕎麦」の前を通過、「ちょっとお腹が空いた」ということで入ることに。ところがあいにく”本日終了”とあるが、ざるそばなら大丈夫ということで、3人ともざるの並みを注文。これが実に美味かった。こちらへ来て最も美味い蕎麦ではないか。しかも850円で通常の2倍の量はある。つゆの器も四角とは珍しい、味・量・雰囲気・サービス、これには大満足。
蕎麦5・つゆ4・そば湯4・雰囲気4・サービス5・総合5=評点27
途中の「御射ケ池」の景色が、これまた最高。湖面に映し出される一面深緑の世界は、まるで今にも白馬が出てきそうな”東山魁夷の世界”であった。
いろいろ寄り道をして2時半ころ、ようやく目的地の温泉「渋・辰野館」に到着。ここは”武田信玄の隠し湯”として有名で、もとは783年に諏訪神社の神官の悪夢により発見されたともいわれる歴史ある温泉。「信玄の薬湯」は冷鉱泉でとても浸かる事は出来ないが、加熱風呂はちょうどよいお湯加減で、乳白色に入ると一日の疲れがいっぺんに吹っ飛ぶ感じだ。先週の”赤い湯”といい、今日の”白い湯”といい、温泉ってホントに不思議で、面白い。ほかに大浴場もあるが、別に階段を上って移動しなければならない。一度身体を拭いて、服を着て、また脱いで、入るというちょっと面倒な行動が必要だが、これもこういった古くからの温泉の光景。
ちょっと僕の説明不足もあってか、廊下の向こうから裸のままの二人がこちらに向かってくる時は、一瞬唖然とした。平日で他に客は誰もいなくてヤレヤレ。
夕食の買出しをしてtuttiに戻る時、突如、雷を伴い嵐のようなジャジャ降りになった。山の天気は激変するとはこのことだ、と思いながら、慎重な運転で帰路についた。
初日から、ちょっと予想外にハードなスケジュールになってしまい、お疲れ様。明日は近くの牧場にでも行って大好きなソフトを舐めながら一日ゆっくり過ごすことにしよう。
by kirakuossan
| 2012-07-09 20:17
| 蓼科の風景
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