2011年 09月 21日
『玄鳥去』 いよいよ秋です |
2011年9月21日(水)
七十二候(しちじゅうにこう)というのがある。古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分ける。各二十四節ごとに初侯・次候・末候がある。
9月8日に「白露」を迎え、今ごろは「白露」の末候にあたる。『玄鳥去』つばめさる(燕が南へ帰って行く)の時節。
23日(金)になると「秋分」を迎え、この連休あたりは「秋分」の初侯にあたり、『雷乃収声』 かみなり すなわち こえを おさむ(雷が鳴り響かなくなる)となる。そして、『蟄虫坏戸』 むしかくれてとをふさぐ(虫が土中に掘った穴をふさぐ)、『水始涸』 みずはじめてかるる(田畑の水を干し始める)と続き、
10月の連休(9日)時分になると、「寒露」を迎え、『鴻雁来』 こうがんきたる(雁が飛来し始める)となる。
これらは俳句の季語にも用いられ、その時々の季節感をよく表わしており、微妙な変化を肌で感じ取るに相応しい。
今度手紙を書く時はちょっと使ってみようと思う。
謹啓、玄鳥去の候となりました・・・
七十二候(しちじゅうにこう)というのがある。古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分ける。各二十四節ごとに初侯・次候・末候がある。
9月8日に「白露」を迎え、今ごろは「白露」の末候にあたる。『玄鳥去』つばめさる(燕が南へ帰って行く)の時節。
23日(金)になると「秋分」を迎え、この連休あたりは「秋分」の初侯にあたり、『雷乃収声』 かみなり すなわち こえを おさむ(雷が鳴り響かなくなる)となる。そして、『蟄虫坏戸』 むしかくれてとをふさぐ(虫が土中に掘った穴をふさぐ)、『水始涸』 みずはじめてかるる(田畑の水を干し始める)と続き、
10月の連休(9日)時分になると、「寒露」を迎え、『鴻雁来』 こうがんきたる(雁が飛来し始める)となる。
これらは俳句の季語にも用いられ、その時々の季節感をよく表わしており、微妙な変化を肌で感じ取るに相応しい。
今度手紙を書く時はちょっと使ってみようと思う。
謹啓、玄鳥去の候となりました・・・
by kirakuossan
| 2011-09-21 21:35
| 偶感
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