2011年 02月 20日
指揮者100選☆11 エッシェンバッハ |
2011年2月20日(日)
クリストフ・エッシェンバッハ(Christoph Eschenbach 、ポーランド 1940/2/20~)
エッシェンバッハは今日で71歳を迎えた。往年の、若き貴公子。あの神経質そうな華奢に映ったピアニストが今では一番脂の乗った時期を迎え、指揮界の巨匠になりつつある。
彼の指揮者としての歩みを振り返ると・・・
1979年 - 1983年 ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)の首席指揮者を皮切りに、1982年 - 1986年 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(スイス)の首席指揮者、1988年 - 1999年ヒューストン交響楽団の音楽監督、1998年 - 2004年 北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者、さらに、 2000年 - 2010年 パリ管弦楽団の音楽監督を務め、再度米国に渡り、2003年 - 2008年 フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督、そして2010年からナショナル交響楽団(米国)の音楽監督に就任している。
2000年代前半は一時、米国、フランス、ドイツの超一流オケを同時に引き受けた時期もあった。
ポーランド生まれだが、ドイツ人音楽家。幼時に孤児となるが、ドイツの篤志家(とくしか)エッシェンバッハ家の養子として引き取られ音楽教育を受けた。当初は、優れたピアニストとして国際的に名声を馳せ、当時の若き音楽家の卵たちのアイドル的存在でもあった。その後、ジョージ・セルやヘルベルト・フォン・カラヤンなどの薫陶を受けて、1970年代より指揮者に転進。その後は指揮者としての活動が中心となった。
☆演奏スタイルは・・・
微妙に匂う”味つけ”を随所にふりまく。全体としては強いインパクトを与えるが、押しつけがましい所はない。例のブラームス4番のすすり泣くようなシーンもそうだが、必ずどこかで身震いする瞬間が訪れる。これはただ者で出来る芸当ではない。
☆録音は・・・
ピアノ・レッスン・シリーズーソナチネ・アルバム。
シューマン:歌曲集のフィッシャーディスカウの伴奏。
シューベルト:歌曲『美しき水車小屋の娘』のゲルネの伴奏。
いずれも若き時代のピアニスとしての録音。
☆私見・・・
多くの一流オケの首席指揮者を歴任してきたが、録音は意外と少ない。その中から、是非聞いてみたいのはオケ別に・・・
ヒューストン響>ブラームス:交響曲集
パリ管弦楽団>ベルリオーズ:幻想交響曲
北ドイツ放送響>モーツアルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(五嶋みどり、今井信子)
フィラデルフィア管弦楽団>チャイコフスキー:交響曲4番、5番、6番『悲愴』
それぞれのオケの特徴をエッシェンバッハがどのように味つけしているか見てみたい。
☆Myライブラリーより・・・
ブラームス 交響曲第4番ホ短調 Op.98
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭管弦楽団/クリストフ・エッシェンバッハ (指揮)
参照<
新盤☆秀盤 NO1 ”すすり泣くようなブラ4番”
クリストフ・エッシェンバッハ(Christoph Eschenbach 、ポーランド 1940/2/20~)
彼の指揮者としての歩みを振り返ると・・・
1979年 - 1983年 ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)の首席指揮者を皮切りに、1982年 - 1986年 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団(スイス)の首席指揮者、1988年 - 1999年ヒューストン交響楽団の音楽監督、1998年 - 2004年 北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者、さらに、 2000年 - 2010年 パリ管弦楽団の音楽監督を務め、再度米国に渡り、2003年 - 2008年 フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督、そして2010年からナショナル交響楽団(米国)の音楽監督に就任している。
2000年代前半は一時、米国、フランス、ドイツの超一流オケを同時に引き受けた時期もあった。
ポーランド生まれだが、ドイツ人音楽家。幼時に孤児となるが、ドイツの篤志家(とくしか)エッシェンバッハ家の養子として引き取られ音楽教育を受けた。当初は、優れたピアニストとして国際的に名声を馳せ、当時の若き音楽家の卵たちのアイドル的存在でもあった。その後、ジョージ・セルやヘルベルト・フォン・カラヤンなどの薫陶を受けて、1970年代より指揮者に転進。その後は指揮者としての活動が中心となった。
☆演奏スタイルは・・・
微妙に匂う”味つけ”を随所にふりまく。全体としては強いインパクトを与えるが、押しつけがましい所はない。例のブラームス4番のすすり泣くようなシーンもそうだが、必ずどこかで身震いする瞬間が訪れる。これはただ者で出来る芸当ではない。
☆録音は・・・
ピアノ・レッスン・シリーズーソナチネ・アルバム。
シューマン:歌曲集のフィッシャーディスカウの伴奏。
シューベルト:歌曲『美しき水車小屋の娘』のゲルネの伴奏。
いずれも若き時代のピアニスとしての録音。
☆私見・・・
多くの一流オケの首席指揮者を歴任してきたが、録音は意外と少ない。その中から、是非聞いてみたいのはオケ別に・・・
ヒューストン響>ブラームス:交響曲集
パリ管弦楽団>ベルリオーズ:幻想交響曲
北ドイツ放送響>モーツアルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(五嶋みどり、今井信子)
フィラデルフィア管弦楽団>チャイコフスキー:交響曲4番、5番、6番『悲愴』
それぞれのオケの特徴をエッシェンバッハがどのように味つけしているか見てみたい。
☆Myライブラリーより・・・
ブラームス 交響曲第4番ホ短調 Op.98
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭管弦楽団/クリストフ・エッシェンバッハ (指揮)
参照<
新盤☆秀盤 NO1 ”すすり泣くようなブラ4番”
by kirakuossan
| 2011-02-20 20:38
| 指揮者100選(完)
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