2011年 01月 07日
期待の星/指揮者山田和樹 |
2010年1月6日(木)
正月から毎日新聞に明るい記事が載っていた。
日本人若手指揮者の山田和樹が2012年のシーズンから、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に就くといったニュースだ。
山田氏は2009年9月の若手指揮者の登竜門とされる「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝した。昨年9月よりN響の副指揮者を勤めているというが、この指揮者を全く知らなかった。
若干33歳で世界の一流オーケストラの首席客演の地位を得るとは、幸運な人だ。これから期待を込めて注目していきたい。
スイス・ロマンドといえば言わずと知れた、あのエルネスト・アンセルメのオーケストラだ。
従前よりアンセルメはほとんど耳にしなかったが、数年前、突如としてアンセルメを聴きだすことになった。
それは、ある雑誌のコラムで「アンセルメの第九は盛り上がりもなく実に奇妙な音楽であって、一聴に値する」という。
だいたい誰でもそうだと思うが、アンセルメ/スイス・ロマンドのベートーヴェンの交響曲自体ピンとこない。
そういうと、前に廉価盤のセットものが売っていたことを思い出してタワーレコードへ買いに行ったが、残念ながら”廃盤”になっていた。
無いとなるとどうしても聴いてみたいというのが人情。CDがなければ中古レコードならあるかも・・・
ついに東京・神田の中古レコード店まで足を延ばして物色した。4~5軒回ってついにアンセルメの「第九」を見つけた。しかも1000円程度であったと思うが、その安さに感激し、感動もした。ついでに、「田園」も買って帰った。
ショックにも「第九」は凄いキズものでとても聴けるような代物ではなかった。ただ、「田園」は実に柔和で、綺麗な演奏を醸し出した。(田園であればいちばん相性が合う感じで、想像はできるが)
ズット後になってCDが復刻になり全曲を買い揃えた。その演奏は、基本に忠実で、聴きやすいベートーヴェンであった。「第九」は、実にたんたんと誠実に聴かせる演奏であった。(特色が無いと言えばないか)
正月から毎日新聞に明るい記事が載っていた。
日本人若手指揮者の山田和樹が2012年のシーズンから、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に就くといったニュースだ。
山田氏は2009年9月の若手指揮者の登竜門とされる「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝した。昨年9月よりN響の副指揮者を勤めているというが、この指揮者を全く知らなかった。
若干33歳で世界の一流オーケストラの首席客演の地位を得るとは、幸運な人だ。これから期待を込めて注目していきたい。
スイス・ロマンドといえば言わずと知れた、あのエルネスト・アンセルメのオーケストラだ。
従前よりアンセルメはほとんど耳にしなかったが、数年前、突如としてアンセルメを聴きだすことになった。
それは、ある雑誌のコラムで「アンセルメの第九は盛り上がりもなく実に奇妙な音楽であって、一聴に値する」という。
だいたい誰でもそうだと思うが、アンセルメ/スイス・ロマンドのベートーヴェンの交響曲自体ピンとこない。
そういうと、前に廉価盤のセットものが売っていたことを思い出してタワーレコードへ買いに行ったが、残念ながら”廃盤”になっていた。
無いとなるとどうしても聴いてみたいというのが人情。CDがなければ中古レコードならあるかも・・・
ついに東京・神田の中古レコード店まで足を延ばして物色した。4~5軒回ってついにアンセルメの「第九」を見つけた。しかも1000円程度であったと思うが、その安さに感激し、感動もした。ついでに、「田園」も買って帰った。
ショックにも「第九」は凄いキズものでとても聴けるような代物ではなかった。ただ、「田園」は実に柔和で、綺麗な演奏を醸し出した。(田園であればいちばん相性が合う感じで、想像はできるが)
ズット後になってCDが復刻になり全曲を買い揃えた。その演奏は、基本に忠実で、聴きやすいベートーヴェンであった。「第九」は、実にたんたんと誠実に聴かせる演奏であった。(特色が無いと言えばないか)
by kirakuossan
| 2011-01-07 00:39
| クラシック
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