2010年 10月 16日
アルプス画家・セガンティーニ |
2010年10月16日(土)
イタリアの画家。幼くして母を亡くすなど、不遇の少年時代を過ごしたが、絵の才能を見いだされ、ミラノで美術を学んだ
1894年に、セガンティーニ一はサヴォニンを後にし、より標高の高いエンガディン地方に移り住んだ。エンガディンの風景が見渡せるシャーフベルクにたびたび登り「アルプス三部作」の制作に取り掛かった。
しかし41歳(1899年)で急死したため完成は見なかった。
セガンティーニは、これまでにない画法でアルプスの風景画を描いた。印象派の技法を取り入れつつ、明瞭に見える細部を省略せずに描いたため、山岳の構成などは極めて精緻に描かれている。
セガンティーニの作品は、度々ミレーと比較されることがあるが、ミレーの影響を受けたわけではなく、二人が同じ田舎の農民として暮らしたということで良く似ているとされるのだろう。
編み物をする娘
アルプス三部作: 自然
聖アントニオ合唱の間
セガンティーニが冬に居住したソーリオの村
イタリアの画家。幼くして母を亡くすなど、不遇の少年時代を過ごしたが、絵の才能を見いだされ、ミラノで美術を学んだ
1894年に、セガンティーニ一はサヴォニンを後にし、より標高の高いエンガディン地方に移り住んだ。エンガディンの風景が見渡せるシャーフベルクにたびたび登り「アルプス三部作」の制作に取り掛かった。
しかし41歳(1899年)で急死したため完成は見なかった。
セガンティーニは、これまでにない画法でアルプスの風景画を描いた。印象派の技法を取り入れつつ、明瞭に見える細部を省略せずに描いたため、山岳の構成などは極めて精緻に描かれている。
セガンティーニの作品は、度々ミレーと比較されることがあるが、ミレーの影響を受けたわけではなく、二人が同じ田舎の農民として暮らしたということで良く似ているとされるのだろう。
編み物をする娘
アルプス三部作: 自然
聖アントニオ合唱の間
セガンティーニが冬に居住したソーリオの村
by kirakuossan
| 2010-10-16 20:10
| 美術
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