2010年 06月 25日
バーンスタインのマーラー |
2010年6月25日(金)
約40年前の3月に初めてマーラーの音楽を耳にした。婚約中の女房からのプレゼント。
交響曲第1番ニ長調「巨人」★バーンスタイン指揮ニューヨークフィル(CBS・SONY)
古典派、ロマン派しか知らない時にこれを耳にして、驚きと、実に新鮮な想いで何度も何度も聴きなおした。
「巨人」というタイトルが何か今までにない一種変わった印象も持った。新しい音楽の扉をまた一つ開いたような心境。
2年後に、第4番を知った後、いよいよ1974年9月、バーンスタイン/ニューヨークフィルが来日、大阪で交響曲第5番の生演奏に出会う。
第一楽章から爆発、最終楽章では例のジャンプする指揮も飛び出し、大迫力。圧倒されっぱなしの演奏が繰り広げられた。今考えれば、彼はこの時まだ56歳の若手であった。。サブの指揮者として一緒に来日したブーレーズなどは弱冠49歳、まだ髪もチョットはあった。しかし、あのブーレーズが控えなんだから・・・、そらみんな元気だわ・・・
マーラー音楽への入り方として1番、4番、5番という入り方は、最もオーソドックス。
このあと人は往々にしてマーラー離れになる。僕もブルックナーこそが真の交響曲作家だ、となる。今まで好いていたマーラー音楽が何か受けを狙ったような錯覚に陥り、鼻につく時期がある。
そして、また、必ずマーラーに戻ってくる。ただ、今度は、第2番、第3番であり第9番に心ひかれる。
古くはワルターが不動のNO1とされたが、バーンスタインのこのマーラー「巨人」は47歳ころの演奏。男性的で、若々しく、活力が満ち溢れた第一線級の演奏。少なくとも僕にとっては永遠のマーラーNO1指揮者である。
約40年前の3月に初めてマーラーの音楽を耳にした。婚約中の女房からのプレゼント。
交響曲第1番ニ長調「巨人」★バーンスタイン指揮ニューヨークフィル(CBS・SONY)
古典派、ロマン派しか知らない時にこれを耳にして、驚きと、実に新鮮な想いで何度も何度も聴きなおした。
「巨人」というタイトルが何か今までにない一種変わった印象も持った。新しい音楽の扉をまた一つ開いたような心境。
2年後に、第4番を知った後、いよいよ1974年9月、バーンスタイン/ニューヨークフィルが来日、大阪で交響曲第5番の生演奏に出会う。
第一楽章から爆発、最終楽章では例のジャンプする指揮も飛び出し、大迫力。圧倒されっぱなしの演奏が繰り広げられた。今考えれば、彼はこの時まだ56歳の若手であった。。サブの指揮者として一緒に来日したブーレーズなどは弱冠49歳、まだ髪もチョットはあった。しかし、あのブーレーズが控えなんだから・・・、そらみんな元気だわ・・・
マーラー音楽への入り方として1番、4番、5番という入り方は、最もオーソドックス。
このあと人は往々にしてマーラー離れになる。僕もブルックナーこそが真の交響曲作家だ、となる。今まで好いていたマーラー音楽が何か受けを狙ったような錯覚に陥り、鼻につく時期がある。
そして、また、必ずマーラーに戻ってくる。ただ、今度は、第2番、第3番であり第9番に心ひかれる。
古くはワルターが不動のNO1とされたが、バーンスタインのこのマーラー「巨人」は47歳ころの演奏。男性的で、若々しく、活力が満ち溢れた第一線級の演奏。少なくとも僕にとっては永遠のマーラーNO1指揮者である。
by kirakuossan
| 2010-06-25 20:16
| クラシック
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